『3月のライオン』14巻付録エコバッグ(白うさぎちゃん)の使い心地レビュー
;”>『3月のライオン』14巻エコバッグ付き特装版PV ~「ライオン」meets「ハチクロ」~
最新巻の『3月のライオン』14巻には、付録特典としておでかけエコバッグがついてくる特装版があります。
特装版のほうはお値段が少し高めの1350円。色&デザインは「白うさぎ」と「黒うさぎ」の2パターンになります。
エコバッグは折りたたみが可能で、羽海野チカさんのイラスト描きおろしとデザイン監修です。
今回購入したのは、白うさぎちゃんバージョンのエコバッグです。

箱はコミック版と同じサイズなので、一見小さな子うさぎかな、と思っていたのですが、広げてみたら結構大柄な子でした。

バッグの持ち手の部分を抜いたら、サイズはだいたい縦横約37cm×37cmくらいで、素材はポリエステル素材です。
色味は薄いベージュ、オフホワイトといった感じでしょうか。

ファスナー付きで、ぱっかりと開くとだだっ広い宇宙が広がり、内ポケットもついています。
ちょっと男のひとが使うには照れ臭さが優ってしまうかもしれないので、男性は黒うさぎのほうがいいかもしれません。
あとは子供(それこそももちゃんみたいな)がお母さんと一緒に買い物に行くときにこのエコバッグを持っていたらすごい可愛いだろうなと思います。
かばんの理由
なぜ原画展のグッズなどでバッグ類が多いんですか、という質問に対して、羽海野チカさんが以前ツイッターでその理由について語っていました。
私の父は、下町のかばん職人で、子供の頃は私もよくかばん作りの簡単な所を手伝っていました。縫った所の糸を切ったり、仮留めしたい所にゴム糊を塗ったり。父と母がミシンを掛けている間、作業場からの母の指示を受けながら晩御飯の支度をしたり
— 羽海野・ライオン14巻・12/21(金)発売 (@CHICAUMINO) 2018年11月2日
そんな父も川本家のおじいちゃんより歳をとり今年は3度の入院などもあり、かばん職人は引退したのですが
父と病院内のエレベーターに乗った時、一緒に乗り込んで来たお見舞いの女性が、前回のエコバッグを使って下さっていて、それを見て父と2人「今の人使っててくれたねぇ」と元気を頂きました— 羽海野・ライオン14巻・12/21(金)発売 (@CHICAUMINO) 2018年11月2日
エコバッグの特装版は2回目なのですが、やはり私はバッグが好きなのです。カバン屋の娘なのです
ミシンの音を聴いて育ったので、小さい頃から「私の思う使いやすいバッグ」を考えるのが好きでした
なのでまた今回のエコバッグも自分でもいっぱい使おうと思っています(´ω`)— 羽海野・ライオン14巻・12/21(金)発売 (@CHICAUMINO) 2018年11月2日
今回の14巻に同封されていた一枚の紙にも、このバッグが好きな理由と、そしてそこで培われたものについて漫画付きで軽く触れられていました。
ちょっと長くなりますが、素敵な文章だったので一部を紹介したいと思います。
小さい頃から両親がミシンをかける音をきいて育ちました
手伝いをしていると最初は上手くできない事でも、考えながらくり返して行くと、だんだん慣れていつかはスムーズに出来るようになる事
そして、「出来なかった事」が「出来るようになる」という事はとても楽しい事なのだということを覚えました
今思うと、くり返しくり返し「小さな達成感」を味あわせてもらえた事は、まんがを描く上ですごく大切な勉強を自然にさせてもらっていたのではないかと
だから、三月堂を描いていると、すごく懐かしい気持ちになります
家族で一緒に同じ物を作った思い出は、私の大切な記憶です
出典 : 羽海野チカ『3月のライオン〈14〉』同封のメッセージ
以上、『3月のライオン』14巻付録のエコバッグの感想・レビューでした。
