ハチクロの浜田山美術大学のモデルは武蔵野美術大学
漫画『ハチミツとクローバー』の舞台となり、登場人部たちが通っている大学は、東京の架空の美大「浜田山美術大学」です。
浜田山美術大学(通称「浜美」)の最寄駅は、東京杉並区の京王井の頭線沿いにある浜田山と考えられています。
ただし、実際の校舎のモデルとなったのは、東京小平市にある武蔵野美術大学とのこと。
武蔵野美術大学を知っている人なら誰でも、漫画に描かれているのがキャンパス内のどこかというのは一目瞭然で分かるようです。
アニメ版では、スタッフロールの取材協力として、武蔵野美術大学の名前もあります。
ただ、ハチクロの世界はあくまでファンタジーで、実際の美大は全く違う、という声はよく聞かれます。
ハチクロの作者の羽海野チカさん自身、美大出身ではなく、高校卒業後に就職したサンリオで、周りにいた美大出身者の人の話を聞きながら、想像を広げて描いた世界のようです。
ちなみに、羽海野チカさんはスピッツが好きで、スピッツのボーカルの草野マサムネさんもムサビ出身です。
タイトルにある「ハチミツ」の由来も、スピッツのアルバム名からで、映画の主題歌もスピッツの曲が使用されています。
映画版ハチクロの主題歌『魔法のコトバ』
また、漫画ではムサビがモデルですが、一方、実写映画版『ハチミツとクローバー』のロケ地は筑波大学となっているようです。