羽海野チカのペンネームとあだ名の由来
漫画『ハチミツとクローバー』や『3月のライオン』の作者羽海野チカさんの「羽海野チカ」という名前はペンネームです。
本名や年齢などは非公開となっています。
ペンネームの由来は、羽海野さんが昔描いた読み切り作品『海の近くの遊園地』から取ったもので、amebaブログ(最近はツイッターやインスタが中心で、ブログのほうは更新がありません)のタイトルも、この名前が使用されています。
海の近く→ウミノチカ→羽海野チカ。
そもそも羽海野さん自身、海が好きで遊園地が好きで、という理由もあったようです。
私は遊園地が好きであります。小さい遊園地、古い遊園地、川べりの遊園地、海の近くの遊園地。屋上にある遊園地は小さくて古いものが多いので、とても心惹かれるのです。でも、だんだん少なくなって来ているのでさみしいです。でも、写真におさめて、それを眺めていつまでもうっとりしていたいです
— 羽海野・ライオン14巻・12/21(金)発売 (@CHICAUMINO) 2014年2月27日
名前の最初に「羽」をつけたのは、当時パウル・クレーの『忘れっぽい天使』という絵のコピーに鉛筆で海とふわふわの雪の絵を描きたして貼り、羽と海が似合うなあ、と思ったそうです。
;”>パウル・クレー『忘れっぽい天使』
また、羽海野チカさんには、「ウミ子」ないしは「ウマ子」というあだ名もあります。
最初は「ウミ子」だった羽海野チカさん。
いま、は〜〜やることがちょっとずつ雪だるまだよー…って上を向いたらこの一週間くらい行方不明になってい手帳が入ったポーチが見えた!ウミ子歓喜!
— 羽海野・ライオン14巻・12/21(金)発売 (@CHICAUMINO) 2014年9月22日
そして、この、ウミ子の顔のあみぐるみ感(´ω`) 糸巻きの台紙のブンちゃんのお目目のつり上がり具合!巻き巻きメジャーのふくふくダルマに付いているボタンはホントに付けられるボタンです(´ω`)!リンゴとクマです(´ω`)かんわゆー☆たまらんです。えへへ。ボタン大好きです!>RT
— 羽海野・ライオン14巻・12/21(金)発売 (@CHICAUMINO) 2015年6月22日
「案ずるより産むが易し、怒るでしかしは横山やすし」これも心のメモに刻んだ…ウミ子の大事な言葉です…
— 羽海野・ライオン14巻・12/21(金)発売 (@CHICAUMINO) 2014年8月11日
;”>懐かしい…。「案ずるより産むが易し、怒るでしかしは横山やすし」。
そして2016年頃から、「ウマ子」が参入します。
みんながんばっている…。りっぱだなぁ。ウマ子もがんばろう
— 羽海野・ライオン14巻・12/21(金)発売 (@CHICAUMINO) 2016年10月18日
「逃げ恥」と「生き恥」。ウマ子の明日はどっちだ。
— 羽海野・ライオン14巻・12/21(金)発売 (@CHICAUMINO) 2016年11月17日
ウマ子のイメージ pic.twitter.com/z33wy6JDk7
— 羽海野・ライオン14巻・12/21(金)発売 (@CHICAUMINO) 2016年8月16日
このウマ子というのは、羽海野さんのLINEのグループ内で、ヒグチユウコさんや和久井直子さんたちが、そう呼ぶようになったことがきっかけだったようです。
そう言えば「ウマ子」って言う名前もヒグチユウコちゃんとか名久井直子ちゃんとかコンドウアキちゃんとのLINEのグループの中で自然発生した名前だった…。そしてとても気に入っている。ウマ子。口触り最高。 #ありんこだいすき
— 羽海野・ライオン14巻・12/21(金)発売 (@CHICAUMINO) 2016年5月30日
なぜ「ウマ子」なのかはよくわかりませんが、自然とウミ子からウマ子に変わっていったようで、一説には、羽海野チカさんが自身をキャラクター化して巻末などで日常を語らせる「ウミノクマ」から派生したのではないか、と言われています。
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;”>ウミノクマ
以上、羽海野チカさんのペンネームとあだ名の由来でした。